ユニフォーム屋が見聞きした世の中の出来事やユニフォーム屋が語るよもやま話やユニフォーム屋だからやっぱりユニフォームに関する話題を気ままに語っています。
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ネクタイは身を守る?
 暑い夏の季節も終わり、いよいよ紅葉の秋の季節がやってきました。
 これからの時期は、クールビズでお休みしていた「ネクタイ」たちが表舞台に登場する季節でもあります。

 その「ネクタイ」の起源は諸説あるそうですが、一説によると「17世紀クロアチア兵が首に巻いていたスカーフが起源で、彼らの無事な帰還を祈って妻や恋人から贈られたスカーフを首に巻いたのが始まり」だそうです。
(ということは、ネクタイは『お守り』の意味合いもあるのでしょうか?)

 ネクタイが今の形式になったのは1850年代の英国はロンドンからだそうで、最初は水玉柄のネクタイが主流で、ストライプのネクタイも同じ頃出始めたそうです。
 それは、1880年代にオックスフォード大学マートン校の学生が学校のカラーを使った鉢巻リボンを帽子から外して結ぶようになったのが始まりとされ、その後他の学校にも広がっていったそうです。
 また、英国の軍隊が部隊の紋章や旗に使っている色でネクタイを作り、これをレジメンタルタイと呼ぶようになったそうですが、レジメント(regiment)は軍隊を意味するそうです。
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 そのネクタイが日本に入ってきたのは、18世紀中ごろで、ジョン万次郎が日本に帰国したときに所持品として渡来したとされています。

 ところで、和食の料理人が白衣の下に白ワイシャツを着てネクタイをする姿を見かけることがありますが、これは北大路魯山人の教えによるところだという説があります。
著書『魯山人 味は人なりこころなり』の中でこう記されています。
「白い上着に白いズボン、足には白足袋というスタイルを料理人全員に義務づけ、料理主任にはネクタイを着用させた」それは、大正14年(1925年)に星岡茶寮を開いたとき、初代料理長の中島貞治郎にネクタイを締めて包丁を握るように命じたといわれています。

 当時としては斬新なスタイルであったそうですが、そのスタイルが今に受け継がれ、魯山人の言う「身だしなみのちゃんとできない奴は料理もできない」という言葉に表されているように、細部至るまでの美学の本質でもあるように思います。
(ということは、よれよれで汚れた白衣を着ていたらやっぱり魯山人に怒られたんでしょうね!)

 ちなみにネクタイの元祖とされるスカーフは、洋食のコックさんが首に巻くアイテムでもありますが、四角い布を細長くしてネクタイと同じように結んでいき、最後の先端を結び目に入れてコンパクトにまとめます。
 そのスカーフの役割は、暑い厨房の中で汗を吸うという機能面や冷蔵庫に入る際の防寒対策にも役立っているそうですが、それに加えて、階級を表す象徴としても使われているそうです。
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 コックさんの階級の象徴に関連してもう一つ付け加えると、帽子の高さも階級の象徴としてあり、位の上の人(料理長)では高さ35cmのシェフハットをかぶり、その下は23cm、18cmといった具合に階級によって高さのランクがあるそうです。
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 では、どうして位の上の人が高さのある帽子をかぶるようになったのかというと、一説には18世紀に名シェフと言われた「アントン・カーレム」氏がお客さんの被っていた山高帽を気に入ってそれを真似てかぶったという説。
 また、19世紀末から20世紀初めに活躍した「近代フランス料理の父」と呼ばれた「オーギュスト・エスコフィエ」氏は身長が低く、自分を権威づけるために白くて高いコック帽を初めてかぶったという説もあるようです。
(そうすると、広い厨房の中であちこち動き回る料理長を探すのに、他よりも飛び出た高い帽子を目印にすると探しやすいとなればそんな説にも納得ですね!)
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by my-uni | 2009-10-03 10:03 | チョッと豆知識
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