今日は一日中トリノオリンピックのフィギュアスケート女子シングルの話題で持ちきりでした。
ショートプログラムが終わり日本勢は荒川静香選手がわずかの差で3位につけて村主章枝選手も4位、そして安藤美姫選手も8位になり3選手とも頑張っています。
ここまでの日本の成績は残念ながらメダルを獲得することができませんでしたので、是非フィギュアスケート女子の3選手には24日のフリーの演技も頑張ってもらいたいと思います。
ここまで、トリノオリンピックを観てきてそれぞれの種目で選手の皆さんは自分の持てる力を存分に発揮して頑張っています。
結果としてメダルには手が届かなかったものの、競技を終えて満足げな表情を浮かべている選手の姿を見ているとすがすがしさを感じ、なんだか見ているほうも幸せな気分になってきます。
でも、中には悔しさを全身で表現している選手もいますが、たまたま競技当日のその一瞬に結果がでなかったものの、これまでの地道に練習をしてきた努力を悔やんでいる選手はいないのでないかと思います。
今日の安藤美姫選手もインタビューに答えていた中で、「ジャンプが失敗して悔しいけれど、楽しく滑ることができた」といっていましたが、「もっと練習をしておけばよかった」といった後悔はなく、「今までの練習で培ってきた技術を発揮して気持ちよく演技ができた」といった意味を含んでいるのではないかと思いました。
安藤選手に限らず、多くの選手が「楽しく競技や演技をしたい」とインタビューに答えている光景を目にしますが、この「楽しく」という言葉だけを捉えると「なにか遊び半分で」という意味にも捉えられがちですが、それぞれの種目のプロフェッショナルとしての自信や誇りが垣間見える言葉ではないかと思います。
トリノオリンピックも後半戦に入って残すところ4日余りとなりましたが、選手の皆さんには今までに苦労して練習を重ねてきた成果をこのオリンピックでいかんなく発揮してもらいたいものです。
そして、楽して手にした結果ではなく、苦労を重ねてきた中で得られるものがあるからこそ本当の意味での充足感が得られ、競技を終えて満足げな表情が自然と出てくるのでしょうね。
そんな頑張っている選手の姿を見ていると結果がどうあれそれだけで感動するものですね。
~~~ヾ(〃^。^)o ファイトォー!!