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ユニフォーム屋が見聞きした世の中の出来事やユニフォーム屋が語るよもやま話やユニフォーム屋だからやっぱりユニフォームに関する話題を気ままに語っています。
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和物で『創造生活』
 夏の風物詩といえば、花火大会に風鈴に蚊取線香、そして繊維関連で言うと「浴衣」や「甚平」を思い浮かべます。

 中には、「夏だ!海だ!サーフィンだ!」と連想する人もいるかもしれません。

 でも、日本的な『和』のイメージと欧米的な『洋』のイメージ、どちらが「夏」のイメージかと言うものではなく、それぞれの文化を楽しみたいものです。

 今、巷では和と洋を融合した創作料理のお店が流行ったり、和物のグッツが人気を集めたりしています。

 それは、「和」を部分的に取り入れて「日本の心」を感じ、「癒し」や「安らぎ」を得たいというライフスタイルを求めているのでしょうか?

 それとも、洋風の文化を楽しみながらも、和風の文化を取り入れて新しいものを作っていくという「創作料理」ならぬ『創作生活』を楽しんでいるのでしょうか?

 その真意は、それぞれの感性にお任せすることにして、今日は和と洋の文化の違いを着るものの観点から比べて見ることにします。

 『和装』の特色は着物に代表されるように、体を包み込むように着るもので、羽織るという感覚があるそうです。
 それに対して、『洋装』は服を体に密着させて体の線を強調したり、体の一部を露出したりして、体の美しさを表現するという感覚があるそうです。

 今でこそ日本人の体形も欧米化してきましたが、その昔の話からすると、きゃしゃな日本人の体形に似合うように直線裁ちし平面的で形がほぼ一定に作られた『和装』に対して、体のラインの凹凸がハッキリしている欧米人は、『立体裁断』を用いたシルエットを重視する『洋装』と言うことでしょうか。

 それは、別の言い方をすると、『洋装』にはサイズがあり体に合ったサイズを選ばないとフィットしなませんが、『和装』は着ることによって体型に合わせることができるということにもなります。

 『着物』をイメージすると分かると思いますが、直線的で平面的な『和装』は、立体的な『洋装』に比べると動きにくいという印象があるかもしれません。
 しかし、それは文化の違いで、体を上下に動かさずに摺り足で歩く生活をしていた日本人には、『洋装』のような運動性能は必要なかったわけです。

 とはいえ、日本人はいつも静的な動きだったわけではなく、例えば狩の時には動的に動き回るので、それに必要な機能として、体が服にまとわりつかないように脇の部分にスリットを入れたり、前身頃と袖の部分を切り離したりする工夫をした『狩衣(かりぎぬ)』と呼ばれる今で言うスポーツウエアのようなものを着用したり、よく動き回る子供のために両袖の脇の下を開けた『脇明け』(今で言う振袖と同じ形式)と呼ばれるものを着させて熱気を逃して風通しをよくするベンチレーションのような役割を持たせるといった工夫をするなど昔の人はいろいろと知恵を絞っていたようです。

 その時代時代での先人の知恵に見られるように、文化や気候風土によって着るものはさまざまに変化してきましたが、そうした文化や伝統を踏まえながら新しい文化を取り入れたり、新しい環境に溶け込んでいくことで、新しい何かを生み出す創造性を発揮しながら生活していく『創造生活』として、「浴衣」や「甚平」を着たり和物を取り入れたりして楽しみながら、日本人の源泉である「和の心」を感じるのもいいものですね!
by my-uni | 2006-06-13 20:24 | ひとり言
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