ユニフォーム屋が見聞きした世の中の出来事やユニフォーム屋が語るよもやま話やユニフォーム屋だからやっぱりユニフォームに関する話題を気ままに語っています。
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伝統ポータビリティ
 今日から携帯電話の番号ポータビリティが始まりました。

 それぞれの携帯電話会社は、新規にユーザーを取り込もうと、また、ユーザーの流失を食い止めようと、様々なサービスを始めたり、一気に多くの新機種を投入したりと競争が過熱化しています。

 携帯電話の番号を継続していくということは、今までに培ってきた人とのつながりを継承していくことでもあると思うので、ユーザーにとっては今までのネットワークはそのままに携帯電話会社ごとによるサービスや通信機器の選択肢が広がり、使い方の幅やネットワークも広がるのでよい制度ではないかと思います。

 「継続していく制度」に関連して、人とのつながりや地位や身分や伝統なども継承していく制度『世襲』があります。

 『世襲』は古くはローマ帝国の皇位の継承にも見られるもので、日本でも伝統芸能など特殊な技能が求められる世界では一般的に行われているものです。
 親と同じ職業や地位につくことは、親から引き継がれた人脈やさまざまな知識などの無形の財産を引き継ぐことになるので、一からその職業や地位につく人と比べると何かと有利です。

 「引き継ぐ」という意味からすると、「家庭の味」というのも引き継がれるものです。
 「おふくろの味」という表現をした方がいいかもしれませんが、家庭料理はその家々の文化であり、伝統であるというと言いすぎでしょうか?


 先日、ある料理人の方にお話しを聞いたところ、『料理は元々はどんな料理でも「家庭料理」から始まったんだよ!日本料理もフランス料理も元々は家庭の味なんだ!』と言っていました。

 その家の味を代々伝えていくということは、味の世襲をしていくということで、時代によっては新しい素材が加わり味覚や食感が変化していったとしても、その基本の考え方は継承されていき、そこに新しい技や調理法方が加わってその家の伝統として後世に伝えていくということなんでしょうね。


 話は変わりますが、フランスのレストランでは本店以外に店を出すことはあまりしないと聞きました。
 特にミシュランの二ツ星や三ツ星のクラスになると、毎年厳格に審査されレストランガイドにその結果が載ります。

 本店の味を維持していくだけでも並大抵のことではなく、一人のシェフの能力はどうしても限られているので、本店以外の店に気を取られていると、ミシュランの厳粛な審査によって本店の星の評価も降格されてしまうことを危惧しているからだといいます。

 また、星つきのレストランのシェフ兼オーナーが引退した時に、その店をオーナーの子供が継ぐことはあまりないと言います。
 それは、個人主義的に物事を考えるお国柄のフランスにおいては当たり前のことで、個人の能力や実力が重視されるフランスだからこそ単なるける血族による継承ではなく、才覚のある人が店を継承するという考え方があるそうです。

 ですから、親は親、子供は子供の人生という考え方で、子供たちは店を継がず、他人に権利を譲渡する場合が多いのだそうです。


 「伝統の味を守る」のと『世襲』とは別物という考え方だと思うのですが、先祖代々の家の格式である「家柄」を重んじてきた日本人の感覚からするとなんだか寂しい気がします。

 ただ、伝統の味や技を引き継いでいくということは並大抵なことではないので、何が何でも『世襲』にこだわるということはしないというのが個人主義のお国柄のフランス的な考え方ということなんですね。

 日本も最近では家業を継ぐ人が少なくなっていると聞きますが、だんだんとフランスのように個人主義化してきているということなんでしょうか?

 あまり、フランスの話題ばかり言っていると、タカアンドトシに「欧米か!」と突っ込まれてしまいそうなのでこのへんで。
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by my-uni | 2006-10-24 21:32 | ひとり言
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