ユニフォーム屋が見聞きした世の中の出来事やユニフォーム屋が語るよもやま話やユニフォーム屋だからやっぱりユニフォームに関する話題を気ままに語っています。
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“ウールの話”
 ウール(羊毛)はいうまでもなく羊の毛で作られた毛織物ですが、その歴史は古く紀元前2200年頃といわれています。

 ウール(羊毛)の特徴は、断面が多層構造になっていて、表面は「スケール」と呼ばれる“うろこ”のような表皮で被われています。
 このスケールは水をはじく性質がありますが、スケールとスケールが重なり合っている隙間から水分を中に吸収する仕組になっているそうです。
そのために湿度が高くなると少しずつ水蒸気を吸い込み膨張して隙間が開いていき吸湿しやすくなるそうです。
 また、乾燥してくると隙間から水分を放出していきますが、乾燥が進むにつれ隙間は閉じていき水分の蒸発を防ぐといった機能があるそうです。

 ウール(羊毛)の性質として着用しているとシワができてきますが、シワに蒸気をあてるとシワが伸びて元通りになります。
 元々、ウール(羊毛)の繊維はバネのような高い弾性回復率を持っていてシワになりにくい性質を持っていますが、シワが出来たときにもしばらく休ませておくだけでもシワは回復してくるという特性も持っています。
 ウール(羊毛)の特徴はそれだけではなく、なんといっても“保湿性”に優れていて暖かいのでセーターやカーディガンやコートにも多く使われ、これからの寒い冬の時期には無くてはならない存在です。

 羊毛以外の動物の毛を“獣毛”といいますが、その代表的なものに『カシミヤ』があります。
『カシミヤ』はインド北部のカシミール地方に生息していた山羊の産毛を使ったショールがヨーロッパに伝わり有名になったといわれています。
 また、中央アジア高原原産のアンゴラ山羊からとった毛を『モヘア』といいます。
『モヘア』はトルコ産のものが最も高級といわれ、最高の光沢と滑らかな吸湿性と軽さが特徴です。
 また、中国産に多いアンゴラウサギの毛の『アンゴラ』はカーディガンによく使われますし、南米ペルーやアンデス山岳に生息するラクダ科ラマ属アルパカの毛の『アルパカ』は毛足が長く光沢があることからセーターやカーディガンによく使われています。

 ユニフォームにもさまざまな素材が使われていますが、先の『モヘア』の素材は一クラス上の上質なタキシードとして人気がありますし、ウール100%でありながら家庭洗濯できる“ウールウォッシャブル”の商品もありウール素材の使い勝手もよくなってきています。

 ちなみに、ウールの品質を表示するものに『ウールマーク』がありますが、一言で『ウールマーク』といってもさまざまで、正式には『ウールマーク』『ウールマークブレンド』『ウールブレンド』などがありその内容は以下の通りです。

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『ウールマーク』・・・・・・・新毛100%を素材に使用し、IWS(国際羊毛事務局)が認定した素材から縫製品に至るまでの厳しい品質基準に合格していることを証明する品質保証マーク。
『ウールマークブレンド』・・・新毛の混率50%以上を素材に使用した羊毛製品につく品質保証マーク。
『ウールブレンド』・・・・・・新毛の混率30%以上50%未満を素材に使用した羊毛製品につく品質保証マーク。


 また、変わったところでは『スポーツウール』があります。
 『スポーツウール』は上記の3つのマークとは少し違っていて、ウールの特質である「“吸湿性”に優れ吸い取った水分を外に逃がす」という機能を生かした『吸湿速乾素材』の『スポーツウール(SPORTWOOL)』素材で、主に二重構造のジャージィ素材で、肌に触れる裏面がウール、外気に触れる表面がポリエステルの素材が多いそうです。
特質すべきはその『スポーツウール(SPORTWOOL)』素材の効用ですが、
・スポーツをして汗をかいてもべとつきがなく、いつもドライでさわやかな着心地。
・運動中に体温が過度に上昇するのを防止する。
・運動後の汗冷えの心配がない。

といった効果があるそうです。
「ウールなのに涼しい」とはチョット驚きですね!
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by my-uni | 2008-11-18 23:14 | チョッと豆知識
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