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ユニフォーム屋が見聞きした世の中の出来事やユニフォーム屋が語るよもやま話やユニフォーム屋だからやっぱりユニフォームに関する話題を気ままに語っています。
by my-uni
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2008年 05月 22日 ( 1 )
ニットの話
 ユニフォームのカタログを見ていると、今まであまり見受けられない現象として、「カットソー」という名称が度々使われるようになってきました。
 それだけ一般的に認知されてきた名称だと思うのですが、改めて触れておきたいと思います。

カットソー」とは“カット アンド ソーン(Cut and Sewn)”の略で布を裁断して縫製するという意味になりますが、織物は含めずに編生地(ニット)を裁断して縫製した製品のことを言います。e0053563_12254911.jpg
 それまでのニット製品は、人の体に合わせて編目を増減していく“フルファッション方式”というもので、かつてのストッキングが脚の形に合わせて編目を増減し、後ろで縫い目(シーム)として綴じ合わせたものが代表格だそうです。

 ファッション用語で、“ファッショニング(Fashioning)という言葉がありますが、それは形を作りながら仕上げていくという意味で、成型編をしながら作っていくセーターなどのニット製品のことを言います。
 ニットはループ(編目)のつながりによってつくられ、ループのふくらみやまるみによって、伸び縮みがよく、しわになりにくいという特性を持っています。
 また、ニットは、そのループのつながり方によって緯編(よこあみ)と経編(たてあみ)とに分類されています。

 緯編(よこあみ)は、ループが横方向に進みながら編地を作っていくもので、編針が一本ずつ順に上昇していき、上昇した編針が糸をくわえて下降して編目をつくっていくもので、1列目の編目がつくられたら次に逆方向から次の列に向かって編んでいき、平面的な編地をつくっていくものを「横編」や「フルファッション編」といいます。
 また、円周をぐるぐると回るようにして編目をつくっていき、円筒形の編地を形成するものを「丸編」と言います。

 それに対して経編(たてあみ)は編針が常に全部同時に上昇していき、上昇した編針が下降する際にも全部同時に動くところが緯編(よこあみ)との大きな違いで、編針の上方に筬(おさ)またはガイドバーと呼ばれるものが付いていて、これに経糸が1本ずつ平行に通され、これが一斉に上昇してきた編針に対して経糸を掛け渡します。次に編針が糸をくわえながら一斉に下降して編目をつくり、これを繰り返していくことで編地を形成していきます。
 経編(たてあみ)の種類としては平面的な編地を作る“トリコット編”と“ラッセル編”、そして円筒状の編地をつくる“ミラニーズ編”があります。

 その中でも、特に注目したいのはユニフォームの素材としてよく使われていて、ナースウエアや介護用のウエアーそして最近ではエステ向けのウエアーにも使われている“トリコット(tricot)”の素材です。
e0053563_12262465.jpgトリコット編”は、編地がほつれず、薄地で優美な風合いを持っていて、ナイロンやキュプラなどの長繊維の下着用のものや、細番手の短繊維づかいのアウター用ジャージなどにも広く使われています。

 少し専門的な話題になってしまいましたが、ユニフォームアイテムのニット商品を知る上で、是非覚えておいていただきたいのは
カットソー
トリコットです。
 改めてユニフォームのカタログを見ていただいてこの2つのキーワードを捜してみて下さい。
 新たな発見があるかもしれませんよ!
by my-uni | 2008-05-22 12:31 | ユニフォームのこと