ユニフォーム屋が見聞きした世の中の出来事やユニフォーム屋が語るよもやま話やユニフォーム屋だからやっぱりユニフォームに関する話題を気ままに語っています。
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「前掛」よもやま話
「前掛」は、汚れを防ぐために衣服の全面の腰から膝下あたりまでかける布で、左右に紐を付け体に回して結ぶもので、「前垂れ」と言うこともあります。

桃山時代から江戸時代中期頃まで下働きの女性は赤い前掛けをつけていたと言われていますが、着物に着用する前掛は並幅のものが一般的で、着物の反物の幅(36cm)が基準になっていたようです。

着物を着て料理をする際に前掛ではなく「割烹着」を着ることもありますが、「割烹着」は明治期に考案されたと言われていて着物の上から簡単に着れて、タスキに前掛のスタイルよりも動きやすく、料理をする際に汚れを防ぐ便利なアイテムとして広がり、白い割烹着は年中行事や冠婚葬祭に欠かせない定番着衣となっていったそうです。

「前掛」は、英語で「エプロン(apron)」、フランス語では「タブリエ(tablier)」とも言いますが、 エプロン(apron)の起源は古代エジプトの時代の王様や僧侶の権力者の象徴として使われていたといわれていて、実用性よりも装飾を施した芸術的な意味合いを持ったものとして広がり、それは世界の民族衣装の中にも取り入れられています。
豪華な飾りをつけたエプロンは身分・階層・豊かさの象徴として上流女性の間で広がっていきましたが、18世紀の西欧で労働と清潔を象徴する実用的なエプロンとしてメイドの制服となり広がっていったそうです。
日本では明治期に西欧文化の流入によってメイドのエプロンが紹介され、大正期に入って婦人職業着としてエプロンが流行するようになり、上流社会のメイドやカフェ女給の制服として広がっていき、戦後になってからは白い清潔なエプロンは、女性にとって生活を彩る手軽で安価なファッションとして受け入れられるようになり、平和な時代の象徴として新しい家族の再生を呼びかける役割をはたしていったそうです。
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弊社では業務用の前掛として、調理前掛ソムリエエプロンを製造していますが、その中でも古くから料理人の皆様に親しまれている調理前掛について少しお話します。
弊社の調理前掛は大きく分けて「和食系」「洋食系」に分かれていて、「和食系」は綿100%のやや薄手のカツラギ素材を使用し、身幅58cm・腰紐巾8cm・中心丈64cm(Lサイズ)にしています。「洋食系」は綿100%の厚手のカツラギ素材を使用し身幅74cm・腰紐巾7cm・中心丈81cm(LLサイズ)にしています。
「和食系」の前掛の身幅が「洋食系」に比べて狭いのは、和装をしてもさまになるバランスのよい身幅にしていて、腰紐巾が広いのも帯を意識したしっくりとくる紐巾で飾り結びがしやすい巾にしています。
和装(着物)の流れを汲んでいる「和食系」前掛ですが、その締め方にもポイントがあります。
男性の着物の場合、帯を締める位置は骨盤の上で、前を低く後ろを高くして骨盤を立たせるようなイメージで、グッと締めるのが格好よく(粋に)見え、帯が安定して着崩れもしにくいといわれています。
これは「和食系」「洋食系」問わず前掛(エプロン)全般に言えることですが、着物の帯と同じように前掛も骨盤の位置で着用すると腰紐をグッと締めることができ気持ちも引き締まって、格好よく(粋に)見えると思います。

一般的に和装の着物や帯などは直線的な作りをしているので立体的な人の身体にフィットさせるのは難しいとされています。(手前味噌で恐縮ですが)弊社の前掛は身頃のウエスト部分を立体裁断にして身体にフィットしやすくし、両脇にスリットを入れて運動量を持たせて動きやすくしていますので、更に骨盤の位置でシッカリと締めることができ、調理する姿が格好よく(粋に)見えると思いますよ(^。^)
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by my-uni | 2016-01-09 12:21 | チョッと豆知識
身体にも心にも優しい除菌水のお話し
ビックベンとリトルベンが登場するTOTOのCMで、切な可愛い「寺田 心くん」の胸キュン演技が話題になっています。
そのCMに出てくる「ネオレスト」は「きれい除菌水」でトイレを清潔にしています。
その除菌水に使われている次亜塩素酸は時間が経つと水に戻るので、環境に優しい(リトルベンには嬉しくない)と言っています。

次亜塩素酸は塩素と水が反応してできた物質で、消毒効果・脱臭効果・漂白効果・防腐効果があるとされていて、水道水の消毒にも次亜塩素酸は使われています。

また、塩素系漂白剤として用途に応じて衣料用・台所用・トイレ用・浴槽用と様々な製品がありますが、いずれも主成分は次亜塩素酸ナトリウムで、「ハイター」はその代表格の一つとなります。

食品の分野にも次亜塩素酸は広く使われていて、食品に残存している微生物を殺菌し、微生物の増殖を抑えて食品の寿命を延長させる効果を発揮するなど、食品添加物として食品衛生法で認められています。

昨今は集団食中毒や院内感染の発生などが社会問題となっていますが、施設環境に存在する有害微生物やウイルスの不活性化を行う方法として殺菌剤の空中散布が有効とされています。
特に超音波振動子により微細粒子を状に空間噴霧する超音波加湿器を使うと効果的とされていてます。
それは超音波振動子により液体を微細粒子化すると水溶液の全表面積が著しく増加して気液接触面積が大きくなるため、蒸発・拡散・溶解などの物質移動の反応速度が促進されるのだそうです。
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その除菌剤として、微酸性次亜塩素酸水を使用すると人の皮膚や粘膜を刺激することなく低濃度で高い殺菌効果が得られると言われ、医療や介護の現場でも注目されていて、有機微生物ならびにウイルスの不活化を有人化で可能にしています。
次亜塩素酸水は弱酸性で、用途は衣服・器具・空間などの除菌・消臭など幅広く使われていて、目や口に入っても問題なく、光や空気や温度の影響で普通の水に戻るので安心安全な反面、長期間の保存には光や温度の管理が必要だそうです。

また、微酸性次亜塩素酸水はアルコール消毒では除菌できないノロウイルスにも効果的で、インフルエンザや食中毒の予防にも効果があり、消臭効果も発揮する『衛生除菌水』を活用して空間除菌をすると、衛生的なお店で気持ちよくお客様をお迎えすることができ、身体にも心にも優しいおもてなしの空間ができるかもしれませんよ^_−☆
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by my-uni | 2015-12-18 17:42 | チョッと豆知識
オゾンの力で衛生管理のお話し
地球誕生は46億年前で宇宙の塵やガスが集まって誕生したと言われています。
やがて地球上の表面には水ができ、38億年前に生物が誕生しました。
その生物は太陽からの紫外線から身を守るために水の外に出ることができなかったそうですが、二酸化酸素と水から炭水化物を作るようになり、原始大気に酸素原子2個からなる酸素分子を放出し始めるようになって、その後地球の上層部で酸素が紫外線によって分解され酸素分子3個からなるオゾンが生成されたそうです。
生成されたオゾン紫外線を吸収し分解し酸素に戻るようになり、酸素からオゾンそしてオゾンから酸素への化学反応が起こるオゾン層ができたそうです。
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オゾンは空気を浄化したり、紫外線から生物を守る働きをすることで知られています。
そのオゾンを水道水の雑菌に活用している国も多く、日本でも東京都水道局を始め多くの施設でオゾンが用いられています。
オゾンは有機物分解や雑菌などに効果があり、オゾンの分解生成物は酸素なので残留性がなく二次汚染の心配がないとされていて、オゾン酸化は塩素と違い有害なトリハロメタンを副生する懸念がないとされています。

オゾンは強い酸化力を持ち雑菌や脱臭・脱色・有機物の除去にも効果を発揮します。

そうしたオゾンの特性を活かして飲食店や給食・食品製造の現場で排出される油を分解して臭いを消臭して害虫の発生を未然に防ぐ、衛生面に優れた環境に優しい装置があるのをご存知でしょうか?

調理をされている施設でグリストラップで油を分離してその油を手作業で廃棄されている方には、このオゾンを使った油脂分解消臭殺菌装置があると「臭い」「汚い」「辛い」油除去の作業をしなくて済みますし、油が排水管にこびりついて流れが悪くなることもなく、クリーンな環境で気持ちよくお仕事ができ、調理に集中できて美味しい料理を提供してお客様に喜ばれるかもしれませよ(^。^)
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by my-uni | 2015-12-12 10:17 | チョッと豆知識
ネクタイは身を守る?
 暑い夏の季節も終わり、いよいよ紅葉の秋の季節がやってきました。
 これからの時期は、クールビズでお休みしていた「ネクタイ」たちが表舞台に登場する季節でもあります。

 その「ネクタイ」の起源は諸説あるそうですが、一説によると「17世紀クロアチア兵が首に巻いていたスカーフが起源で、彼らの無事な帰還を祈って妻や恋人から贈られたスカーフを首に巻いたのが始まり」だそうです。
(ということは、ネクタイは『お守り』の意味合いもあるのでしょうか?)

 ネクタイが今の形式になったのは1850年代の英国はロンドンからだそうで、最初は水玉柄のネクタイが主流で、ストライプのネクタイも同じ頃出始めたそうです。
 それは、1880年代にオックスフォード大学マートン校の学生が学校のカラーを使った鉢巻リボンを帽子から外して結ぶようになったのが始まりとされ、その後他の学校にも広がっていったそうです。
 また、英国の軍隊が部隊の紋章や旗に使っている色でネクタイを作り、これをレジメンタルタイと呼ぶようになったそうですが、レジメント(regiment)は軍隊を意味するそうです。
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 そのネクタイが日本に入ってきたのは、18世紀中ごろで、ジョン万次郎が日本に帰国したときに所持品として渡来したとされています。

 ところで、和食の料理人が白衣の下に白ワイシャツを着てネクタイをする姿を見かけることがありますが、これは北大路魯山人の教えによるところだという説があります。
著書『魯山人 味は人なりこころなり』の中でこう記されています。
「白い上着に白いズボン、足には白足袋というスタイルを料理人全員に義務づけ、料理主任にはネクタイを着用させた」それは、大正14年(1925年)に星岡茶寮を開いたとき、初代料理長の中島貞治郎にネクタイを締めて包丁を握るように命じたといわれています。

 当時としては斬新なスタイルであったそうですが、そのスタイルが今に受け継がれ、魯山人の言う「身だしなみのちゃんとできない奴は料理もできない」という言葉に表されているように、細部至るまでの美学の本質でもあるように思います。
(ということは、よれよれで汚れた白衣を着ていたらやっぱり魯山人に怒られたんでしょうね!)

 ちなみにネクタイの元祖とされるスカーフは、洋食のコックさんが首に巻くアイテムでもありますが、四角い布を細長くしてネクタイと同じように結んでいき、最後の先端を結び目に入れてコンパクトにまとめます。
 そのスカーフの役割は、暑い厨房の中で汗を吸うという機能面や冷蔵庫に入る際の防寒対策にも役立っているそうですが、それに加えて、階級を表す象徴としても使われているそうです。
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 コックさんの階級の象徴に関連してもう一つ付け加えると、帽子の高さも階級の象徴としてあり、位の上の人(料理長)では高さ35cmのシェフハットをかぶり、その下は23cm、18cmといった具合に階級によって高さのランクがあるそうです。
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 では、どうして位の上の人が高さのある帽子をかぶるようになったのかというと、一説には18世紀に名シェフと言われた「アントン・カーレム」氏がお客さんの被っていた山高帽を気に入ってそれを真似てかぶったという説。
 また、19世紀末から20世紀初めに活躍した「近代フランス料理の父」と呼ばれた「オーギュスト・エスコフィエ」氏は身長が低く、自分を権威づけるために白くて高いコック帽を初めてかぶったという説もあるようです。
(そうすると、広い厨房の中であちこち動き回る料理長を探すのに、他よりも飛び出た高い帽子を目印にすると探しやすいとなればそんな説にも納得ですね!)
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by my-uni | 2009-10-03 10:03 | チョッと豆知識
織らない布
 『布』は通常は編んだり織ったりして作られていますが、『織らない布』というのもあります。
その『織らない布』とは“Non Woven Fabric”つまり「織らずにできている布」で『不織布 』といいます。

 『不織布』は、繊維を接着したり絡み合わせたりしたシート状のものをいい様々な分野に使われています。
 例えば、衣料用材料の芯地やカーペットやエアフィルタ、そしてオムツやマスクやエコバックなど用途は幅広くあります。
↓↓↓↓↓<『不織布のシェフハット』もあります>↓↓↓↓↓
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 通常の織物ですとタテ糸とヨコ糸を組み合わせて布を織っていきますが、『不織布』はその工程を踏みませんので生産性が高くコストを抑えられますので、使い捨て製品【ディスポーサブル(ディスポ)】によく使われています。

 ディスポの製品でよく知られるものに、病院で使われる“手術用ガウン”や“ドレープ”または“オイフ”と呼ばれる手術の時に患者さんを覆うシートがあります。
 従来、“手術用ガウン”は厚手の綿製品が使われていましたが、再利用する際の管理の問題や多量の血液を押し付けられると内側まで浸透してしまう問題や洗濯の工程での交差感染のリスクの問題などを解決するものとして“ディスポ(使い捨て)”という感染防止の考え方が広がったそうです。

 また、不織布で有名なものに米国デュポン社の『タイベック』があり、“防護服”で広く活用されています。
防護服は作業者を有害な粉塵や化学物質などから身を守るためのもので高い耐久性が求められます。
 今、この防護服は“新型インフルエンザ”への対策で注目を集めていて隠れたヒット商品になっているそうです。
 「備えあれば憂いなし」ですが、“新型インフルエンザ”が発生しないことを祈るばかりです。
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by my-uni | 2008-12-09 21:18 | チョッと豆知識
“ウールの話”
 ウール(羊毛)はいうまでもなく羊の毛で作られた毛織物ですが、その歴史は古く紀元前2200年頃といわれています。

 ウール(羊毛)の特徴は、断面が多層構造になっていて、表面は「スケール」と呼ばれる“うろこ”のような表皮で被われています。
 このスケールは水をはじく性質がありますが、スケールとスケールが重なり合っている隙間から水分を中に吸収する仕組になっているそうです。
そのために湿度が高くなると少しずつ水蒸気を吸い込み膨張して隙間が開いていき吸湿しやすくなるそうです。
 また、乾燥してくると隙間から水分を放出していきますが、乾燥が進むにつれ隙間は閉じていき水分の蒸発を防ぐといった機能があるそうです。

 ウール(羊毛)の性質として着用しているとシワができてきますが、シワに蒸気をあてるとシワが伸びて元通りになります。
 元々、ウール(羊毛)の繊維はバネのような高い弾性回復率を持っていてシワになりにくい性質を持っていますが、シワが出来たときにもしばらく休ませておくだけでもシワは回復してくるという特性も持っています。
 ウール(羊毛)の特徴はそれだけではなく、なんといっても“保湿性”に優れていて暖かいのでセーターやカーディガンやコートにも多く使われ、これからの寒い冬の時期には無くてはならない存在です。

 羊毛以外の動物の毛を“獣毛”といいますが、その代表的なものに『カシミヤ』があります。
『カシミヤ』はインド北部のカシミール地方に生息していた山羊の産毛を使ったショールがヨーロッパに伝わり有名になったといわれています。
 また、中央アジア高原原産のアンゴラ山羊からとった毛を『モヘア』といいます。
『モヘア』はトルコ産のものが最も高級といわれ、最高の光沢と滑らかな吸湿性と軽さが特徴です。
 また、中国産に多いアンゴラウサギの毛の『アンゴラ』はカーディガンによく使われますし、南米ペルーやアンデス山岳に生息するラクダ科ラマ属アルパカの毛の『アルパカ』は毛足が長く光沢があることからセーターやカーディガンによく使われています。

 ユニフォームにもさまざまな素材が使われていますが、先の『モヘア』の素材は一クラス上の上質なタキシードとして人気がありますし、ウール100%でありながら家庭洗濯できる“ウールウォッシャブル”の商品もありウール素材の使い勝手もよくなってきています。

 ちなみに、ウールの品質を表示するものに『ウールマーク』がありますが、一言で『ウールマーク』といってもさまざまで、正式には『ウールマーク』『ウールマークブレンド』『ウールブレンド』などがありその内容は以下の通りです。

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『ウールマーク』・・・・・・・新毛100%を素材に使用し、IWS(国際羊毛事務局)が認定した素材から縫製品に至るまでの厳しい品質基準に合格していることを証明する品質保証マーク。
『ウールマークブレンド』・・・新毛の混率50%以上を素材に使用した羊毛製品につく品質保証マーク。
『ウールブレンド』・・・・・・新毛の混率30%以上50%未満を素材に使用した羊毛製品につく品質保証マーク。


 また、変わったところでは『スポーツウール』があります。
 『スポーツウール』は上記の3つのマークとは少し違っていて、ウールの特質である「“吸湿性”に優れ吸い取った水分を外に逃がす」という機能を生かした『吸湿速乾素材』の『スポーツウール(SPORTWOOL)』素材で、主に二重構造のジャージィ素材で、肌に触れる裏面がウール、外気に触れる表面がポリエステルの素材が多いそうです。
特質すべきはその『スポーツウール(SPORTWOOL)』素材の効用ですが、
・スポーツをして汗をかいてもべとつきがなく、いつもドライでさわやかな着心地。
・運動中に体温が過度に上昇するのを防止する。
・運動後の汗冷えの心配がない。

といった効果があるそうです。
「ウールなのに涼しい」とはチョット驚きですね!
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by my-uni | 2008-11-18 23:14 | チョッと豆知識
売れ筋の“伝統生地”
 2007年の秋冬ではツイード素材のユニフォームが売れ筋でしたが、今年もその流れがあるのか、先日あるオフィスユニフォームのメーカーさんから「早速2008年の秋冬の商談でツイード素材のスーツが決まりました。」と話がありました。

 “ツイード(Tweed)”とは太い羊毛を使ったザックリした感じの織物のことを一般的にいいますが、元来はスコットランドのボーダー地方で産出される羊毛を紡ぎ手織りしたもので、綾織<ツイル(Twill)>の織物であることから原産地ではツイルのことを“Tweel”とつづり、またこの地方がツイード川流域であったことから“ツイード(Tweed)”と呼ばれるようになったそうです。
 ツイードの素材にはネップ状のものや霜降り状のものもありますが、“杉綾”という左上がりと右上がりの綾線が交互に繰り返される縞柄の素材も多く出ていて、その“杉綾”のことを“ヘリンボーン”ともいいニシンの骨の形に似ていることからこの名前がつけられたそうです。

 スコットランドつながりでもう一つ有名な素材にタータンチェックがありこれもユニフォームの素材には多く用いられています。
 実は、“タータンチェック”は日本的な言い方だそうで、本来は単に“タータン”というそうです。
タータンとは彩色されたウールを綾織した生地のことで、綾織にすることで格子(チェック)模様がでることから“タータンチェック”とも言われるそうです。
 “タータン”はスコットランドの高地地方で発展した織物で、当時のケルト人は血族の結びつきを重んじる氏族(クラン)社会を作っていて部族を象徴する紋章への関心がやがて血縁氏族の家紋とも言うべき“タータン”へと発展していったと言われています。

 18世紀になるとキルト(Kilt)というプリーツをつけたスカート状の衣装が登場し、今ではスコットランドの民族衣装に欠かせないものになっています。

 今日では、『スコットランド紋章院』という国家機関が“タータン”を管理しているそうです。
 ちなみに、この機関へは自分でデザインしたタータンを登録することができ、企業が商用に使う柄はもちろんのこと個人が登録しているものも多くあるそうです。

 そんなタータンはユニフォーム業界でもさまざまな使われ方をしていますが、中でも学生服では「柄であることから汚れが目立ちにくい」という理由もあり多くの学校で採用されていて、ティーンエイジャーの制服というイメージが強いのかもしれません。
 そんなことから若いスタッフの多いアミューズメント向けのユニフォームにはタータンチェック柄のユニフォームが多く、毎年のように新商品が出て売れ筋のアイテムになっています。
また、先の“ヘリンボーン(杉綾)”の薄手の素材を使った商品も上品な質感を持っていて、アミューズメントパーラー向けユニフォームを始め、ホテルや外食産業などのサービス産業向けのユニフォーム素材としても広く使われるようになってきています。
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by my-uni | 2008-08-18 18:53 | チョッと豆知識
『竹』の持つ力
 春らしい陽気が続き美味しい春の食材も見かけるようになりました。

 春の食材の中でも春を感じさせる野菜と言えば、“菜の花”、“ふき”、“うど”、“春キャベツ”、“たけのこ(筍)”など体によさそうな野菜たちが一杯あります。

 その中でも今回特に注目したいのが“たけのこ”です。e0053563_1141836.jpg

 “たけのこ”は香りや歯ごたえを楽しむだけでなく、その成分には体にいい様々な効用があるそうです。

 例えば、やる気や集中力を高めるといわれる“チロシン”というアミノ酸が入っていたり、疲労回復に効果のある“アスパラギン酸”も入っているそうです。

 “たけのこ”は言うまでもなく成長すると『竹』になります。

 『竹』は日本に古くから自生する植物です。
 竹林では肥料や農薬を使わず自生し、切ってもすぐに生えてきます。e0053563_1145238.jpg
『竹』の生長はピーク時で一日に80~100cmも伸び、2ヶ月ほどで20メートルもの高さに成長する大変生命力の強い植物で、“ロハス”的な環境に優しい植物ともいえるのではないかと思います。
 『竹』のように成長の早い植物は二酸化炭素をよく吸収するので、地球温暖化を防止する働きも担っています。

 また、『竹』は古くから日本家屋に取り入れられてきましたが、最近ではフローリングの床材にも使われるほど強靭な素材です。
 更に『竹』には消臭効果抗菌効果や紫外線カットのUV効果もあるといわれています。

 昔の人は旅に出るとき笹の皮におむすびを包み、竹の水筒に水を入れて持っていきましたが、それは『竹』には食品を長持ちする効果があることを経験知から知っていたからだといわれています。

 『竹』の潜在能力はそれだけに留まらず、最近では『竹』を繊維状に加工した布も出てきています。
 竹の繊維は綿よりも吸水性があり速乾性もあるといわれています。
 それは竹繊維の構造が表面に無数の溝がありその溝が水分を吸収します。また、綿の繊維ですと繊維の中に空洞があるために空洞に吸収された水分が乾きにくいということがありましたが、竹繊維では表面に水分を吸収するために空気に触れやすくそのため乾きやすい構造になっていりからだそうです。
 その『竹』の繊維でできた生地を使って様々な製品ができていますが、タオルや靴下やTシャツに留まらず、最近では竹の繊維と綿を混紡した“バンブーコットン”としてユニフォームにも採用されるなどその用途は広がりを見せています。

 こうして見ていくと「たけのこ(筍)」の時の効用から「竹」になってもその潜在パワーは様々な分野で効力を発揮し感心するばかりです。

“『竹』の持つ力恐るべし”といったところでしょうか?
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by my-uni | 2008-04-14 11:17 | チョッと豆知識
ハイカラなシャツって?・・・・・
 最近、イタリアンスタイルの衿の高いシャツを買いました。

 今流行というので買ってはみましたが、特にこの夏場の暑い時期は首の周りが何とも窮屈に感じて仕方がありません。

 お洒落をするにはどうしても我慢しなければならないところはあるのですが、汗掻きの私にとっては冷房がガンガンに効いた環境の中で着る分にはいいのですが、屋外での着用となると息苦しくなり耐えられない状況です。

 それでも、ネクタイを外し、さり気なく着こなしていればいいのですが、汗をだらだら流しながらではさまにならないと我ながら悲しくなりました。
 

 ところで、「ハイカラ」という言葉は、「high collar(高いシャツ衿)」からきているそうで、明治30年ごろに西洋帰りの紳士たちが衿の高いシャツを着ていたことからそう呼ばれるようになったそうです。

 ちなみにYシャツは、幕末から明治初期になって日本に入ってきたもので、英語の「ホワイトシャツ」が訛って、「ワイシャツ」になったそうで、英語ではなく日本語だそうです。

 英語では、ドレスシャツとかビジネスシャツというのが一般的だそうですが、その『シャツ』の語源は古代英語の『scyrte』から来ていて「丈の長い服」という意味だそうです。

 そして、更に興味深いことに、このスキルトという言葉が上下に分かれて、「シャツ」と「スカート」になったそうです。

 そのシャツに衿台とカフスが付いたのが14世紀に入ってからで、この頃のシャツは主に男性用の下着として使われていたそうです。

 また、19世紀の中頃まで西洋の男性はパンツのような下着をはく習慣がなかったそうで、シャツの裾を長くして、股の部分を包むようにして使っていたそうです。

 ということは、ズボンをはい たときに、から まないようにする意味も含めて「ハイカラ」 なんですかね?・・・・・・・・・o(〃^▽^〃)o
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by my-uni | 2006-08-08 20:03 | チョッと豆知識
今年のサマーもカビカビかな?
 今日、6月1日は衣替えです。

 皆さんの学校や会社ではもうユニフォームの衣替えをしましたか?
 
 我社も今日から女性スタッフのユニフォームが夏服になり、見た目の印象もサマー(夏の制服がさまになる?)になりました。(^。^;;

 衣替えは、元々は平安時代から始った習慣で、当時は中国の風習に倣って4月1日と10月1日に夏服と冬服を着替えることが定められたのだそうです。
 それが江戸時代になって6月1日と10月1日となり、その後に官庁・企業・学校が制服をその時期に合わせて代えるようになり一般にも広がっていったのだそうです。

 その6月1日の衣替えが過ぎると、いよいよ日本特有の高温多湿(特に名古屋の湿気はキョーレツ)『梅雨』に入ります。

 2006年の東海地方の梅雨入りは平年が6月8日となっていましたが、今年はどうなるでしょうか?

 5月中頃は雨の日が多く、今年はこのまま梅雨に入ってしまうかと思いきや、その後は天気の良い日が続き、「焦って梅雨入り宣言しなくてよかった」とひとり言を言っている気象予報士の人もいたかもしれませんね!

 梅雨入り前にぐずついた天気が続くことを「梅雨のはしり」というそうだが、名古屋では本格的な『梅雨』の時期になると、ジトジト・ジメジメで汗をかいても乾かない『不快感のはしり』となるうっとうしい季節がやってきます。

 『梅雨』の語源としては、この時期は湿度が高く「カビ(黴)」が生えやすいことから「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、これが同じ音の『梅雨』に転じたという説があるくらい「カビ」と「梅雨」は関係が深いといわれています。

 カビは胞子の状態で空気中にたくさん漂っていて、それが衣類などに付着して増殖します。
 カビが好む環境は、温度(20~25度)・湿度(80%)でそれに酸素と栄養分が揃うとカビが発芽し広がっていきます。

 いったん衣類に生えてしまったカビは、ブラッシングでは完全に落とすことができず、繊維の奥に入り込んだ根の部分からまた生えてきてしまいます。
 カビは繊維の組織に菌糸を張り、繊維を分解して生地をいためてしまいます。それによって生地の変色や縮みが発生することもあります。

 カビは微生物の中でも菌類に分類され、他にはキノコや酵母も菌類に属します。

 これらはよく似た性質を持っていて、葉緑素を持たず、自分で栄養分を作ることができませんので必ず栄養となるものに寄生して繁殖します。

 だから、服に付いた食べ物などの汚れをそのままにしておくとカビに栄養を与え繁殖させてしまうので汚れをこまめに取ることを忘れずにしっかりとお手入れしましょう。

 また、カビを予防するには風通しをよくしたり、除湿器を使ったり、押入れには除湿剤を置くなどの湿気対策が効果的です。

 特にこの梅雨の季節だからこそ、カビには過敏(カビン)になるぐらいにこまめなお手入れをした方がいいですね。(;^。^A
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by my-uni | 2006-06-01 11:44 | チョッと豆知識