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ユニフォーム屋が見聞きした世の中の出来事やユニフォーム屋が語るよもやま話やユニフォーム屋だからやっぱりユニフォームに関する話題を気ままに語っています。
by my-uni
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カテゴリ:ユニフォームのこと( 75 )
ネックウェアあれこれ
最近のユニフォームの傾向としてオフィスウエアやサービスウエアのジャンルで小物アイテムが充実してきています。
その中でも、アイポイントとして視線が集まるネクタイやスカーフを初めとするネックウェアのアイテムが注目されていて、可愛らしい「リボンタイ」やひらひらフリルの付いた「フリルタイ」や最初から結び目が付けられワンタッチで着用できるリボンとしても使える2WAYの「ワンタッチスカーフ」など新商品もいっぱい出てきています。
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スカーフというと女性がするイメージが強いようですが、本来は男性のアイテムとして用いられていて、スカーフの結び方や折り方を工夫してアスコットタイやネクタイやストールとしても活用していたそうです。

スカーフは首に巻いたり、肩にかけたり、腰に巻いたり、頭を覆ったりして用いられますが、ネッカチーフやショールやマフラーやストールもその分類に入り、クラバット(幅広の飾りネクタイや蝶ネクタイ)も含む総称と言われています。
初期の頃のスカーフは男女共に使用する防寒用の大きな布地を指していたそうですが、それが薄い正方形の形の布になったのは、フランスのルイ14世が絹の長方形のものを好んだとされているそうです。
そして、その薄いスカーフを首下で結ぶものを『クラバット(フランス語のネクタイ)』と呼ぶようになったそうです。

ちなみに、ネクタイは「ネック(首)」と「タイ(結ぶ)」の複合語で「首に結ぶもの」という意味だそうで、「タイ」の語源は印欧祖語の「deuk=引っ張る」からきていてそれが「結ぶ」という意味になったそうです。
現在のネクタイの形状になったのは1890年代からのことで比較的新しいもので、ネクタイの幅はスーツの流行によって細くなったり太くなったりする傾向にあるようです。

ところで、『パリのギャルソン』という著書の中でパリのカフェで働くギャルソンの最近のスタイルが紹介されていました。
パリの老舗のカフェでは、黒のベストに白のタブリエのスタイルが多く見られ、それに対して若者に人気のカフェでは細身のシャツとネクタイのスタイリッシュなスタイルのところが多いそうです。
また、古きよき時代を思わせるスタイルとして、サスペンダーをしてハンチングやキャスケットを被り、それにスカーフやネクタイをコーディネイトしたスタイルや、変わったところではツナギにポロシャツという斬新な組合せの活気のある雰囲気を演出するスタイルも紹介されていました。

ここでもネックウェアは、それぞれの着用シーンを引き立てる重要なアイテムになっているようで、日本でもパリのカフェで着用されているサスペンダー+ハンチング+細身のネクタイのスタイリッシュなスタイルが流行るかもしれませんね?
by my-uni | 2011-04-16 14:28 | ユニフォームのこと
ユニフォーム的ダイバーシティ活用術
2010年10月に名古屋でCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が開催され「生物多様性」のキーワードが話題を呼び、生態系への関心も高まりました。

「生物多様性」は英語で【biodiversity】と言いますが、今回はその中の【Diversity(ダイバーシティ)】というキーワードに着目したいと思います。

【Diversity(ダイバーシティ)】とは直訳すれば「多様性」になりますが、その【diversity(ダイバーシティ)】は今、企業の人事労務管理で注目のキーワードとなっています。

モノからコトの消費へと市場が変化する中で、個別化・多様化したニーズに消費のスタイルが変わってきていますが、その個別化・多様化したニーズに対応するためにダイバーシティの多様な人材を有効的に活用する考え方が広まってきています。

「ダイバーシティ・マネジメント」という言葉がありますが、それは1990年代以降アメリカを中心として脚光を浴びるようになったものです。
「ダイバーシティ・マネジメント」とはジェンダー・国籍・年齢・などの多様な属性や価値観を活用してビジネス環境の変化に迅速かつ柔軟に対応し、企業の競争力を強化しようとするものです。

多民族国家のアメリカならではの考え方ではありますが、日本でも経営のグローバル化が進むにつれて、そうした考え方を導入する企業が増えてきているといわれています。

ただ多民族国家ではない日本では「ダイバーシティ・マネジメント」を女性の活用として狭義の意味で捉える場合が多いようですが、女性ならではの感性を活かした接客などの対応や企業のマーケッティングや商品開発につなげていく動きも出てきているようです。

例えば、商品を製造するメーカーさんでの研究開発の分野はもとより、男性中心であった建築現場でも女性が活躍するようになってきたり、厨房の調理現場でも女性の活用を積極的に進める動きも多くなっていています。
また、医療や介護施設といった看護や介護をする現場では女性が多い中に男性が進出する動きもあったり、介護労働の人材不足が深刻化する中で、外国人労働者が注目を集めたりもしています。

そうしたダイバーシティの動きに伴ってユニフォームの使い方も変化してきているような気がします。

元々「ダイバーシティ・マネジメント」の目的は、組織やチームのパフォーマンスを高めるところにありますので、それぞれのポジションでその存在意義をアピールし、そのポジションでの『らしさ』を表現するツールとしてユニフォームを活用することで、それぞれの役割が明確になり『らしさ』を演じる個々のパフォーマンスも高まっていくのではないかと思います。

ユニフォームは統一された単一(UNI)の形式(FORM)という意味になりますので、皆が同じものを着用しなければならないように捉えられがちですが、その人の役割や仕事内容やポジションによっても変わってもいいのではないでしょうか?

その典型的な例が、ディズニーランドの世界で、それぞれのアトラクションでその世界観を表現するツールとしてユニフォームを活用しています。
また、以前からホテルの業界でも役割を明確に分けて、その役割を表現するツールとして職種ごとに異なるユニフォームを着用していす。
ホテルの入口でお出迎えする「ドアマン」やお客様を部屋までご案内する「ベル」やホテルの顔としてカウンターで接客を行う「フロントマン」やお客様の要望や相談に親身になって対応する「コンシェルジュ」、また、レストランの飲食部門では、ウエイター・ウエイトレス・ソムリエ・バーテンダー、また、調理部門ではコックさんや料理長など、多様な職種や役割によってそれぞれの『らしさ』を表現するユニフォームを着用しています。


ディズニーランドのキャストの皆さんを見ていると分かりますが、それぞれのユニフォームに身を包むとその役柄になりきってパフォーマンスしています。
「世界中でもっともすばらしい場所を夢見て、想像することはできる。設計し、建設することもできるだろう。しかし、その夢を実現するのは人である。」というウォルト・ディズニーの言葉にもあるようにディズニーランドでは「人」に基軸を置いた経営をして、ゲストをお迎えするスタッフは「キャスト(役者)」としてその役割を演じているわけです。
直接ゲストと接するキャストだけでなく、影から支えるキャストの皆さんの多様性に富んだ役割をミックスして全体のパフォーマンスを高めていっているところが、正に「人」にフォーカスした「ダイバーシティ・マネジメント」の姿ではないかと思います。

そうした多様性に富んだ環境の中では、そこで着用されるユニフォームも画一的な万人受けするスタイルからダイバーシティの個々の特性を活用するという要素を取り入れた、それぞれの役割を演出する個性的なスタイルへと変化しているのではないかと感じています。
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その現象の一つとして、ある清掃業の例を挙げると、清掃業務を異なった場所で行う場合に、その場所や環境に合わせてユニフォームを変えてお仕事をされています。
通常なら、会社の統一したイメージを出すために異なる作業現場であっても同じユニフォームを着用するケースが多いと思いますが、その現場に合わせてユニフォームを変えるということは、その作業現場で清掃というパフォーマンスをする上で周りの環境に溶け込んでいるかを考えて、ディズニーランドでのカストーディアルキャスト(清掃のお仕事)や他のキャスト達のそれぞれのポジションに合った装いをしているように、その現場でその装いをして「どんなふうに見られているのか」を重視して多様な環境の中に適合する装いをしています。

「ダイバーシティ・マネジメント」では多様な人材を企業の競争力を強化する目的で活用していますが、それぞれに担う多様な役割を演じるための演出効果として、そのポジションでの『らしさ』を演出するユニフォームを着用することでパフォーマンスの向上が期待できることから、ユニフォームを多様な環境に合わせて変化させるという選択肢はアリではないかと思いますが、皆さんはどう感じますでしょうか?
by my-uni | 2010-12-18 14:22 | ユニフォームのこと
見せたい自分になれるユニフォーム!
ここ最近のユニフォームの役割を見ていますと、今までとは違った傾向が出ているように感じます。

例えば、以前のオフィスユニフォームでは、着る人の視点で「カワイイ」「キュート」「セクシー」「フェミニン」「エレガンス」といった要素に注目が集まり、自分たちが着たいと思うユニフォームを選んでいました。

以前から学校の制服でも「制服がカワイイから」という理由でその学校を志望することはあり、オフィスユニフォームでも確かにそうした風潮はありました。

昔々の話をすると、ユニフォームは福利厚生費で購入できるので、福利厚生の一環として社員の着たい服を購入しようという風潮はありました。
今でもそれがなくなったということではありませんが、それ以上に関心を持たれているのが、「ユニフォームを着用すると周りの人に何をもたらすのか?」というユニフォームを着る人の視点ではなく「見る人の視点」で捉えた対外的な効果を期待する傾向が出てきているように感じます。

あるレディスユニフォームメーカーさんのカタログにもこんなキャッチコピーがあります。
『相手にどう見られたいか?に、回答!』というテーマを掲げて、「チャームな印象で親近感がわくOL」「笑顔が美しい爽やかな可愛い女性」「いつも華があり周りに気配りができる」といったサブテーマで商品のコーディネイトを紹介しています。

そこには会社としてまた組織として何を伝えていくのかメッセージがベースにあり、それを踏まえて「相手に与える印象」として視覚的に捉えられるユニフォームを重視しているわけです。

外見は対人関係に影響を及ぼすコミュニケーションの一つとされ『非言語コミュニケーション』として捉える場合もありますが、その中でも服装は着用シーンにより様々なメッセージを相手にもたらします。

「第一印象が大切」とよくいいますが、それは心理学で言うところの「初頭効果」で最初に得た情報を元に人を評価するというものです。
それに対して「親近効果」というものもあり、ある一定の時間において最後に得た情報が最も重要な情報であるというもので、何かを記憶するときに最初と最後は比較的覚えているが中間はほとんど記憶に残らないのはその効果によるものだそうです。

また、心理学では「自己呈示」というものがあり、自分が他者にどのように見られているかを管理しようとして行動することを「自己呈示行動」といい、能力があることを見せようとする行動を「自己宣伝」、好感が持てることを見せようとする「取り入れ」、社会的に価値のある人物であることを見せようとする「示範」などがあります。
自己呈示は基本的には他者に向けられた行為ですが、自分自身にも影響を与えることがあり、それを「自己呈示の内在化」というそうです。

例えば、明るく陽気に振舞った後は、静かに落ち着いて行動したときに比べて自分自身に対する評価が明るく陽気になる傾向にあるそうですが、それは自分の見方が目指すべき自己像の方向に向いたということを表しているのだそうです。

ここで注目すべきは、自分の行動が他者にどう見られたいかということで、「どう見られたいか?」という目指すべき目的を持って誰かに自分の行動を見せれば、自分の現像的自己が行動に対応するように変化していくのだそうです。
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ユニフォームは着用者のイメージを伝えるだけでなく、同時に会社や組織のイメージも伝えることになるわけですが、その会社や組織として「どう見られたいか?」を『非言語コミュニケーション』で表現する一つの手法としてユニフォームがあり、ユニフォームを着用することで「見せたい自分(会社・組織)になれる」ということがいえるのではないでしょうか?

そんな観点から、オフィスユニフォームの着用シーンを5つの「どう見られるか?」のテーマに分けてご案内している以下のサイトがありますのでよろしければこちらも参考にしてみてください!
『オフィスでの仕事スタイルのご案内』はこちらから!!
by my-uni | 2010-10-16 09:29 | ユニフォームのこと
ユニフォームに継続性は本当に必要ですか?
ユニフォームは会社やお店やチームといった組織やグループの単位で着用します。
お揃いの統一したユニフォームを着ることで「我々意識」が高まり、コミュニケーションも円滑に行えるようになります。
それは、その時々の組織やチームの考えやアピールポイントを表現するツールとしての役割があり、目標に向かって突き進むメンバーの意識を同じ方向に向かわせるツールでもあります。

ユニフォームはそうした組織やチームのコンセプトやミッションを伝えるツールでもあるわけですが、伝える中核の部分は不変であっても、その見せ方は可変してもいいのではないか?
もう少し踏み込んで言うと、毎年同じ見せ方をしなくても、その時々の時代のエッセンスを取り入れながら表現してもいいのではないか?

一般的なファッションを考えた場合に、毎年流行の色や柄やシルエットやディテールなどのトレンドが変わり、オシャレを意識すればするほど同じ服を来年も着続けることはできないわけです。
しかし、ことユニフォームに限って言うと、『継続性』を重視する観点から、変わっていく流行の流れを追いかけていくことは難しいとユニフォーム業界では一般的に思われていました。

そんな中で、街中ではその時々のトレンドに合わせてフィットしたシルエットの服を着たり、ショート丈のシャツをオシャレに着こなしていても、ユニフォームの業界では「ユニフォームだから」という既成概念の中で、万人受けするユッタリとした仕様になっていました。
そんな状況の中で、一部のファッションに敏感な方たちが、ユニフォーム以外のアイテムを使ってユニフォームとして着用するシーンが時折みられるようになり、その流れを受けて一部のユニフォームメーカーでも「数量限定モデル」「スポット商品」としてトレンドを取り入れた商品を導入する動きが出てきました。
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特にメンズユニフォームでその傾向が強く表れるようになってきていて、今まではワークショップで個人売りとして売られていた在庫数が限られている商品はありましたが、最近ではトレンドを取り入れた商品を限定で作り、そのシーズン限りのフォローとして売り出した商品が、一部のトレンドに敏感なお客様の層にヒットして個人買いだけでなく、会社やチームの単位でも納入事例が増えてきているそうです。

そうした動きが出てくると、今後ユニフォームが一般の服と同一化してしまうのかといえばそうではなく、そこには住み分けの部分が存在するわけですが、ではユニフォームと一般の服との違いは何でしょうか?
それは一つには着用するシーンでの違いでもありますが、ユニフォームは集団で着用することを想定した考え方がその根底にはあり、それは「組織としての調和がある」という点で、個を強調する一般の服との違いがあるのではないでしょうか?
また、集団の中での「個」のあり方は組織の中での役割によっても変わってくると思いますが、組織が発信するメッセージを表現するツールとしての意味合いがユニフォームにはありますので、それを前提として考えて、“個人”としての主張よりは、“個人”の集合体である“組織”としての主張ということになります。
また、主張する内容を表現する手段として、プリントや刺繍などの加工を加えやすい仕様であることと、ユニフォームとして毎日着用することを想定して、洗濯頻度が高くてもそれに耐えられる仕様であることが求められるのではないかと思います。
(もっとも、着用頻度が限られて滅多に洗濯をすることがないといったアイテムも考えられますが・・・)

さて、皆さんなら「やっぱりユニフォームには継続性が必要だ!」と考えるでしょうか?
それとも「ユニフォームにもトレンドを優先するものがあっても良い!」と考えるでしょうか?
by my-uni | 2010-09-11 15:39 | ユニフォームのこと
チーム・コンピテンシーの活かし方
まだまだ暑い日が続いていますが、お盆も過ぎてもう少しすると秋の運動会シーズンがやってきます。
運動会は数あるイベントの中でもチームプレーを重視する競技で連帯感が高まり仲間と打ち解けあう意味合いが大いにあるのではないかと思います。

スポーツや運動会の競技に関わらず、医療や福祉の現場や各種サービス業などでもチームを組んで何かをする場合には、個人としての責任を果たすと共に、チームの一員としての貢献を実感することがあります。

チームの一員としての一体感が、メンバーの行動の調和につながり団結力を高める効果があり、個々の能力を高めると共にチーム全体のパフォーマンスも高めチームを良い結果へと導くことになります。
そうしたチーム全体としての能力向上を図る視点として『チーム・コンピテンシー』という概念を使うことがあります。

「コンピテンシー」とは、高い成果を生み出す人の特徴的な行動特性のことをいい、時に「職務遂行能力」と同じ意味合いとして捉える場合もあります。
「コンピテンシー」は、個人のレベルとして捉える概念ですが、チームとして一致団結して目標を達成しようとする場面では、チームとしての一体感がメンバーたちの行動の調和や結束力を生みだします。そこでチームとして成果を上げるために発揮される個人の能力は、個人レベルで捉えるよりもチームレベルの現象として捉えた方がより整合性があることから『チーム・コンピテンシー』という考え方をするそうです。

また、個人としてコンピテンシーの高い人を集めたドリームチームを作っても必ずしも良い結果を出すかといえばそうとは限らない場合もあり、反対にメンバー個々のコンピテンシーはさほど高くなくてもチームとしては良い結果を出す場合もあり、正にそれなどが『チーム・コンピテンシー』の力ということではないかと思います。

心理学の用語で「社会的促進」というものがあります。
これは、多数の人が集団内で作業をする場合に見物者や共同作業者の存在により動機付けられ作業が促進され作業量が増大するというものだそうです。
ある実験によると、自転車レースでペースメーカーがいる場合と一人で走行した場合とを比較して競争相手がいる場合に自転車レースのタイムが良くなるという結果がでたそうです。
またその後の実験では、観客の存在が行動に及ぼす効果に論理的な説明を加えて、他者の存在の効果を明らかにしたそうです。

また、そうした現象とは反対に、別の研究では、個人のパフォーマンスに集団が及ぼす影響があることを実験で示したそうです。
その実験とは綱引きをする場合に、一対一で行う場合にはお互いが100%の力を発揮するが、人数が増えるにしたがって一人の人が綱を引く力が弱まっていくというもので、人数分だけ責任感が拡散していくという現象が現れたそうです。

それを心理学では「社会的手抜き」というそうですが、これは先ほどの「社会的促進」と一見矛盾するようにも見えますが、その関係性を解き明かす実験としてこんなことをしたそうです。

コンピュータ上の迷路課題を用いた実験で、それによると個人のパフォーマンスが適切な水準になるのは、複雑な迷路を複数の参加者で行う場合と、単純な迷路を一人で行う場合だったそうです。
一方、グループでの成績だけが問題とされて個人のパフォーマンスが明らかにならない場合には良い結果がでなかったそうですが、これは、個人のパフォーマンスが集団の成績と区別される場合に複数で課題に取り組んだ方がパフォーマンスが上がることを意味しています。

このことから「社会的手抜き」が起こるケースとしては、集団で課題に取り組み集団の中で個人が評価を受けていない時や、パフォーマンスへのフィードバックがされていない場合に起こるのだそうです。

ということは『チーム・コンピテンシー』を高めていくには「社会的手抜き」が起こる要因を取り除き、「社会的促進」が起こりやすい環境を整えていくと良いということですね?

チームの力を最大限に発揮するには、メンバー一人ひとりが連携し、お互いのコンピテンシーを認め合いながら協力して行動することで、メンバー同士の歯車がかみ合いその個々の能力を最大限に発揮することが可能になるわけですが、それを「チームワーク」という言い方をする場合もあります。
ということは、「チームワーク」が良いところは『チーム・コンピテンシー』も高いチームであるということですね。

チームに入っているメンバーは、そのチームの一員としてチームに所属しているという意識があると思いますが、それは他者との社会的なつながりを求める人間の基本的な心理欲求であるとされています。
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そのチームに所属している証として、お揃いのユニフォームを着ると、よりチームの結束力を高める効果があり、ユニフォームがチームのイメージと同一視されて「我々意識」を高めていくのではないかと思います。

チームにもいろいろな構成要素がありますが、お仕事をするシーンをテーマにして「こんなチームあったらいいな!」というコミュニケーションのスタイルをチームのユニフォームには欠かせないメッセージを表現する“プリント”や“刺繍”を題材にして、「7つのお仕事のシーン」を考えてみましたのでよろしければご覧下さい!
『さまざまな職場の仕事シーンを彩るプリントのある日常を演出する“新コミュニケーション”スタイル』はこちらから!!
by my-uni | 2010-08-21 10:37 | ユニフォームのこと
医療ドラマに触発されてか???
今までに病院や医療現場を題材にしたドラマや映画は数多くありました。
古くは「白い巨塔」が有名ですが、アメリカのテレビドラマ「ER緊急救命室」もロングランで人気の番組でした。日本の最近の医療ドラマでは「救命病棟24時」「チームバチスタの栄光」「コードブルー」などが人気になりました。
また、最近アメリカでは「ER緊急救命室」に対抗して製作したという「マイアミ・メディカル」がスタートして評判になっているそうです。

こうした最新の医療現場で繰り広げられる医療ドラマに対して今公開されて話題になっている日本の映画で『孤高のメス』があります。 
1989年のある地方の市民病院が舞台になった映画で、組織で働く葛藤を描いた物語で一人の医師の「目の前の患者を救いたい」という信念が、やがて病院を動かし人の心を動かしていくヒューマンドラマです。
『孤高のメス』ではリアルな手術シーンが話題になったり、当時タブーとされていた「脳死肝移植」の問題や現代の医療が直面している地域医療の問題を題材にしたシリアスなストーリーになっています。

映画のシーンを見てみると、時代設定が20年前なだけに着用している白衣も昔ながらの看護衣でどこか懐かしい気がします。

こうしたドラマや映画の影響もあって今、「医療用の白衣やユニフォーム」が注目を集めています。
最近ではスクラブが人気となっていて、特に「コードブルー」山Pが着ていた「ヤマピーカラー」と言われる色のスクラブや「救命病棟24時」松嶋菜々子が着ていた色のスクラブの生産が追いつかないほどの売れ行きだそうです。
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また、医療事務向けの事務服もユニフォーム業界では注目を集めていて、2010年秋冬の新作でも病院向けの新商品をレディスユニフォームメーカー各社が意識して出していて、単に「事務処理をする時に着用する制服」という捉え方ではなく、患者さんと接する場面を想定したホスピタリティの要素が含まれてきているように感じます。
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その「ホスピタリティ」に関連して、アメリカにある世界的に有名な病院に『メイヨー・クリニック』があります。
19世紀から続く名門の病院で、創設以来患者さんに提供する医療サービスに定評があり、患者さん中心の文化を築いてきたといわれています。
その背景にはクリニックの6つの精神というものがあります。
1.利益ではなくサービスの理想を追求し続けること
2.個々の患者のケアと幸福を第一にかつ真摯に考え続けること
3.スタッフ全員が他の全てのメンバーの専門家としての進捗に関心を持ち続けること
4.社会の移りゆくニーズに対応して変化していく意欲をもつこと
5.やらなければならないことすべてに対して、卓越した結果を目指す努力を続けること
6.絶対的な誠実さをもってすべての業務を行うこと

アメリカの多くの病院では、看護師は色柄ものの上着に無地のパンツをコーディネイトしたカジュアルな制服を着用するケースが多いそうですが、メイヨー・クリニックでは、白い制服を着ることを服務規程に定めているそうで、医師は手術着を着ている時を除いてビジネススーツのフォーマルな服装をしているそうです。
その理由としては、飛行機のパイロットがゴルフシャツを着ていたのでは、その人に飛行機を操縦してもらいたいとは思わないのと同じで、病院の患者さんもカジュアルな服装の医師に診てもらいたくないとの理由からだそうですが、ここでも患者さんへの心配りとしてのホスピタリティの精神が生きています。

ザ・リッツ・カールトン・ホテルの日本支社長であった高野登氏は『メイヨー・クリニック』についてこんなコメントをしています。
『「すべては患者さんのスマイルのために」というおもてなしの姿勢はまさに「究極のホスピタリティ」と呼ぶにふさわしい』と評しています。

こうしたホスピタリティが根付く医療現場のあり方は、『孤高のメス』でも描いている「目の前の患者を救いたい」という信念が、やがて病院を動かし人の心を動かしていくといった相手を思う気持ちにも通じるものがあると思うのですが、ホスピタリティの精神がこれからの医療のあり方の潮流になっていくのでしょうか???

ホスピタリティユニフォームについては以下のサイトも参考にしていただければ幸いです。
『ホスピタリティ溢れるエステ・クリニック・病院・介護施設のお仕事スタイル』はこちら!
by my-uni | 2010-07-10 10:48 | ユニフォームのこと
ホスピタリティの接客力
いよいよ夏本番を向かえ、海へ山へ行楽地へと夏のレジャーシーズンがやってきました。
レジャーと一言でいってもその範囲は広く、ショッピングや映画鑑賞やスポーツ観戦・音楽鑑賞・ドライブ・観光・・・と様々ですが、今回はその中でもアミューズメントに注目したいと思います。
アミューズメントは「楽しみ」「娯楽」と訳されますが、その「楽しみ」を演出し「娯楽」を楽しむ産業に『アミューズメント産業』と言うのもがあります。
レジャー産業の一角を担う業界ですが、広い意味で接客を伴う人的サービスを行う産業としての「サービス産業」と捉えると、「サービス」という言葉を「ホスピタリティ」という表現をしてお客様をおもてなしする心尽くしのサービスに重点を置いた「ホスピタリティ産業」という言い方をすることがあります。

実際に欧米ではホテル・レストランなどの人的要素の強い産業を「ホスピタリティ産業」と呼んでいるそうです。

その「ホスピタリティ産業」の中にあるリッツカールトンホテルでは、「ホスピタリティの心をもってお客様に接する」といいますが、それは「お客様が人生で特別な時を迎える場合は、いろいろなことを考えてやって差し上げよう」という大きなルールの中で、各スタッフが考えどう行動するかを判断して実践しているそうです。
リッツカールトンホテルといえば『クレド』が有名ですが、『クレド』とは「私を信じる」を意味するラテン語だそうで、正に各スタッフが自分を信じて自ら考えて行動しているということです。

また、ザ・ウインザーホテル洞爺の代表取締役社長である窪山哲雄氏はサービスとホスピタリティの違いについてこのように言っています。
『「サービス」は万人に均一に施されるもので「ホスピタリティ」とは個々のお客様のニーズに合わせて対応させるもの』ここでもマニュアルに基づいて画一的な接客をするのではなく、個々のお客様に合わせて自ら考え行動する接客のことを言っているのだと思います。

さて、そうした接客を伴う「ホスピタリティ産業」の一角を担っている「アミューズメント産業」の中でも日本特有の文化を持つ娯楽施設にパチンコ業界があります。
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昨今のパチンコ業界ではやはり接客に力を入れていてぱちんこ情熱リーグという接客力や対応力を競う大会があり覆面調査によって審査がされるそうで、普段からの地道な活動がものをいう大会です。
第1回の大会は2010年2月に決勝大会が行われましたが、第2回の受付が既に4月から始まっていて2010年7月31日が募集締切だそうです。
第2回の「ぱちんこ情熱リーグ」の決勝大会は2011年3月24日に開催され、1次審査は2010年9月1日から始まるそうで、12月からの2次審査を経て上位5店舗が決勝大会に進出するそうです。
第2回の開催スローガンは『パチンコ店で働く人に光を当てる』で、「働く人が誇りを持ち、夢を持ち、いきいきと輝くことを目指していき、働く人がいきいきと輝くことで、お客様に元気を与え、お客様自信が輝き、日本を元気にしていく。」
第2回の大会では『絆作り』をテーマに掲げていて「サービス業の最高の醍醐味であるお客様に“ありがとうの心”を行動で伝える喜び、仲間と働くことから湧き上がる感動、夢を追う情熱などを通して成長していくこと」を目指しているそうです。

個々のお客様への接客をする場合に、画一的なマニュアル通りの対応をしていては、お客様を感動させ心からの「ありがとう」を言ってもらえることはありませんので、やはりそこにも「ホスピタリティの心をもってお客様に接する」といった自ら考え行動する対応が必要になってくるということではないでしょうか?
そうした接客力を高める行動を取るための一つのツールとして、お客様への接客の姿勢を形に変えて「ユニフォーム」で表現しみると、その姿勢がダイレクトに伝わり接客力がアップするかもしれませんね?
その『接客力を高めるユニフォーム』につきましてはこちら(『制服の力』)を参照にしてもらえればと思います。
by my-uni | 2010-06-12 18:34 | ユニフォームのこと
食の安心・安全を考えると・・・
 普段何気なく食べている食事ですが、その“食”に関わる環境が今大きく変わろうとしていて、『食の安心・安全』に対する関心が高まってきています。
 平成20年の日本のカロリーベースでの食料自給率は41%だそうですが、それを10年後の2020年には50%にするとするという目標を農林水産省が先日発表していました。

 平成10年から17年まで40%だった食料自給率が平成18年には39%に落ち込んだものの19年に40%となり20年に41%になったというここ数年の推移を見れば、10年後には50%という数値目標も理解できないわけでもありませんが、それは昭和63年と同じ数値で、昭和40年には73%だったことを思うと50%という数値目標が妥当かどうか疑問に感じる部分もあります。

 食料自給率については主要農産物(米、麦、大豆など)に注目が集まっているようですが、主食用穀物自給率の昭和40年と平成20年を比較した場合に80%⇒61%、飼料を含む穀物全体も62%⇒28%と確かに大きく自給率が下がっています。
 それに対して、魚介類については自給率100%だったのが53%に、肉類では90%⇒56%と農産物以上に自給率が下がっているところも気になるところです。
 また、世界の先進国の自給率を見てみても2003年比較でアメリカ128%、フランス122%、ドイツ84%、英国70%、イタリア62%で当時日本の自給率40%とは大きくかけ離れている現状があります。
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 日本の自給率が昭和40年当時と比較して大きく下がった最大の要因は、自給率の高い米の消費が減り、自給率の低かった畜産物や油脂の消費が増えてきたことで食料全体の自給率が低下してきたといわれています。

 食料自給率は国内生産を国内消費で割って計算されますので、食料自給率を上げるためには国内生産を高めるか、国内消費を減らせばいいことになります。
 国内消費を減らすには単に食べる量を減らすということではなく、食品の廃棄を減らしていくことも大きな要因と言われています。
 一説によれば。廃棄される食品の分だけ輸入量を減らせば食料自給率を3%アップできるとも言われているそうです。

 『食の安心・安全』を考えた場合に今の食料自給率の問題は、「フード・セキュリティ(食品安全保障)」として捉えられ、60%近くを輸入に頼っている日本の現状を考えると、世界の人口の増加に伴って食料の不足する事態や環境の変化による食料生産の変動に対応しきれないことが想定されることから、いかに食料の安定確保をするかが問われています。
 また、「フード・セキュリティ」以外にも『食の安心・安全』を考えた概念がありますが、それは、「フード・セーフティ(食品安全)」という概念で、主に食中毒・食品添加物・残留農薬・遺伝子組み換え食品などの問題に対して具体的な基準や規制を定めて監督・指導を行って改善していくことが問われ、その中でも「リスクコミュニケーション」といって一方的にリスクを説明するだけでなくリスクについて理解を深めてもらうために情報の提供を包み隠さず行いそれに対して意見や感想を述べてもらうといった取り組みを行うことでお互いに理解を深め共に考えていく姿勢が重要であると言われています。
 また、「フード・セーフティ」では対応しきれないこととして、中国で起きた冷凍餃子の毒物混入事件のように悪意を持って意図的に行われた攻撃に対応するために、「フード・ディフェンス(食品防衛)」とう概念を用いて、食品を攻撃の対象にする人が存在するという前提に立って、その攻撃をどのように防ぐかを問う考え方もあるそうです。

 そうした食に関わる様々な環境がある中で、家庭での食事をする光景を考えると、家族のために安心で安全な食材を使って料理することはもちろんですが、単にお腹を満たすということだけではなく、食べてもらう人たちの笑顔を思い浮かべ、作る喜びを感じながら調理をし、また食べる側としても作ってもらえる喜びを感じてお互いに喜び合う身近な存在として感じられると「安心」の度合いも深まっていくと思います。

 食品工場の現場でも、単に流れ作業として食品の加工をおこなうのではなく、家庭で家族の笑顔を思い浮かべて料理を作るように、またお店でお客様に自慢の料理を振舞う料理人の気持ちになって、心を込めて料理のおもてなしをする感覚が求められるのかもしれません。

つまりは『笑顔の見える関係』によって安心・安全な食事が実現すると言うことでしょうか?


 『食』に関わるお仕事をされている人達は、様々な脅威から食品を守り、私たちが安心して食事が出来るように日夜努力されています。
 それは外からもたらされる脅威だけではなく、食品加工や調理の現場の中でも『食の安心・安全』に関わる様々な取り組みをしていますが、その一環として加工する人が起因となるリスクを取り除く目的で「体毛落花防止」を考えたユニフォームを着用して『食の安心・安全』を内側からサポートする取り組みもされています。
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 そんな『食』に関わるお仕事をされている皆さんのお仕事のスタイルをユニフォームで表現するとこんなスタイルもありかなというものがありますのでよろしければ参考にしていただきたいと思います。
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『食品工場での仕事スタイルはこちらから!』
by my-uni | 2010-04-13 12:55 | ユニフォームのこと
ユニフォームの中にも個性がある
 ユニフォーム【UNIFORM】は英訳すると、『制服』以外にも『一様の・均一の・揃いの』という意味があるように“統一された形式の服”という意味になります。

 皆が同じ服を着ると、全員が同じ集団として同一化したように捉えられ、その中では個性が発揮されないという見方をされることがあります。
 しかしそれは「木を見て森を見ず」の反対の意味で、「森ばかり見ているとその中の木の特徴が分からない」のと同じで、一見統一された様式の中でもいろいろな個性のある木々(人達)が集まってその集合体としての森(集団)になっているのではないかと思います。
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 著書『モードの社会学』の中にこんな記述があります。
 「学生服のあり方がしばしば社会問題化されるが、義務付けられた制服を着崩すことで微妙な差別化を図りプチ個性を楽しむ場合もある。
 そもそも制服を廃止することで手に入れられる自由が市販の既製服に対する選択と組合せの自由しかないのなら、私服も制服と同程度に束縛されているといってよい。
 自分なりの個性的なスタイルを作り出そうとする能動性という点では、制服か私服かにさしたる違いはなく、むしろ基本スタイルの固定化した制服という制約条件の中で創意工夫を凝らすことの方が、デザイン感覚の鋭さやスタイルへの繊細なこだわりを要求するとさえいえる。
 制服イコール束縛・没個性という短絡化された自由剥奪論は、制服を廃止しても自由が無条件で転がり込んでくるわけではないこと、そもそもファッションや流行というものがスタイルの標準化を目指す『ユニフォーム化』運動である。」

こう言っています。

正にその通りだと思います。

 私服でも多くの人に着られればそれは皆が統一した形式の服を着ることになり、正に『ユニフォーム化』されていることになると思います。
 その良い例が『ユニクロ』ではないでしょうか?
 一つのアイテムで数千万点売れているわけですから、その総販売数は計り知れないものがあり、日本国民の一人に一着以上はユニクロの商品を着ていることになります。

 ユニクロの柳井会長の言葉にこんな名言があります。

「われわれとしては服を部品として売っていく。
服に個性があるのではなく、個性があるのは本当はその人なんです。
その人が服を選んで組合せするから個性が発揮できると思います。」


 この言葉からも分かるように、同じ服を着ていても、個性を表すのは服ではなく『服を着ている人』なので、その人なりの着こなしやアレンジ次第で個性は発揮されるということだと思います。

 少し前に、『ユニかくし』という言葉が話題になりましたが、ユニクロの商品に手を加えてユニクロの商品ぽくないように見せるというもので、こうした風潮も『ユニフォーム化』された一見同じように見えるファッションの中にも『個性』を追い求め自分を表現するアートとして『ユニフォーム化された服』を敢えて楽しもうとする人達の姿が垣間見えるような気がします。
by my-uni | 2009-11-07 15:28 | ユニフォームのこと
なりきる力
 改めて言うことでもないかもしれませんが、洋服や装飾品などを身につけることで“人を変える”ことができます。

 例えば、ファッションを楽しむ場合に、いつもと同じテイストの服を選ぶのではなく、たまには違ったもの、できればこれは自分には似合わないと思うぐらいのものを思い切って着てみると、案外第三者から見ると「そのスタイル結構イケテルね!」といわれることがあります。
 それは服に限らず、メガネを変えてもヘアースタイルを変えてみたりしても起こりえることで、自分ではかなり思い切って変えてみたつもりでも、回りの反応は「アッ、そー言えば服装変わったね!」くらいの反応に拍子抜けしてしまうこともあります。
 でも、ファッションを変えることによって、魅力的な大人に変身したり、ファッションに合わせて活動的になったりと、今までにはなかった新しい自分を発見して“人の行動を変える”ことがあります。

 話は変わりますが、“変わる”という意味では、アニメのヒーローも変身することでものすごい力を発揮します。
 先日の2009年8月1日から8月3日に開催された『世界コスプレサミット』も憧れのヒーローになりきってイベントを楽しむというものでした。
 実は今回初めて知ったのですが、この『世界コスプレサミット』は名古屋の大須からイベントがスタートして世界に広まっていったそうです。
 今年は世界15カ国からの参加があったとのことで、名古屋発の世界的なイベントとして国際交流の場を作っています。

 このコスプレは、憧れのアニメのヒーローと同じ服装をしてそのヒーローに“なりきる”わけですが、“その役になりきる”という意味ではユニフォームも同じような効果を発揮します。
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 ユニフォームは組織の人達が統一した服を着用するものですので、所属組織への忠誠心が生まれ、「この組織の一員として恥ずかしいマネはできない」という意識になり、その結果として接客態度が良くなるという効果を発揮します。
 また、それに加えて、“名札”を付けると「不特定多数の店員」から「名前を持った特定の個人」という位置づけになり、更に接客態度が良くなると言われています。

 ある実験によると、名札を付けた店員と付けていない店員とのお客様の接客態度を分析したところ、名札を付けた店員は、「挨拶」「笑顔」「アイコンタクト」など全ての評価項目において名札を付けていない店員を上回り、お客様から感謝の言葉を掛けられる回数が多かったそうです。
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 そうしたことからも、“人から見られている”という意識は、その役や立場に「なりきる力」を発揮するということで、ひょっとするとアニメのヒーローも人から見られていないと、ヒーローになりきらずにどこかで手抜きをしているのかもしれませんね・・・・・・・・・・・・・・・
by my-uni | 2009-08-10 20:28 | ユニフォームのこと