ユニフォーム屋が見聞きした世の中の出来事やユニフォーム屋が語るよもやま話やユニフォーム屋だからやっぱりユニフォームに関する話題を気ままに語っています。
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売れ筋の“伝統生地”
 2007年の秋冬ではツイード素材のユニフォームが売れ筋でしたが、今年もその流れがあるのか、先日あるオフィスユニフォームのメーカーさんから「早速2008年の秋冬の商談でツイード素材のスーツが決まりました。」と話がありました。

 “ツイード(Tweed)”とは太い羊毛を使ったザックリした感じの織物のことを一般的にいいますが、元来はスコットランドのボーダー地方で産出される羊毛を紡ぎ手織りしたもので、綾織<ツイル(Twill)>の織物であることから原産地ではツイルのことを“Tweel”とつづり、またこの地方がツイード川流域であったことから“ツイード(Tweed)”と呼ばれるようになったそうです。
 ツイードの素材にはネップ状のものや霜降り状のものもありますが、“杉綾”という左上がりと右上がりの綾線が交互に繰り返される縞柄の素材も多く出ていて、その“杉綾”のことを“ヘリンボーン”ともいいニシンの骨の形に似ていることからこの名前がつけられたそうです。

 スコットランドつながりでもう一つ有名な素材にタータンチェックがありこれもユニフォームの素材には多く用いられています。
 実は、“タータンチェック”は日本的な言い方だそうで、本来は単に“タータン”というそうです。
タータンとは彩色されたウールを綾織した生地のことで、綾織にすることで格子(チェック)模様がでることから“タータンチェック”とも言われるそうです。
 “タータン”はスコットランドの高地地方で発展した織物で、当時のケルト人は血族の結びつきを重んじる氏族(クラン)社会を作っていて部族を象徴する紋章への関心がやがて血縁氏族の家紋とも言うべき“タータン”へと発展していったと言われています。

 18世紀になるとキルト(Kilt)というプリーツをつけたスカート状の衣装が登場し、今ではスコットランドの民族衣装に欠かせないものになっています。

 今日では、『スコットランド紋章院』という国家機関が“タータン”を管理しているそうです。
 ちなみに、この機関へは自分でデザインしたタータンを登録することができ、企業が商用に使う柄はもちろんのこと個人が登録しているものも多くあるそうです。

 そんなタータンはユニフォーム業界でもさまざまな使われ方をしていますが、中でも学生服では「柄であることから汚れが目立ちにくい」という理由もあり多くの学校で採用されていて、ティーンエイジャーの制服というイメージが強いのかもしれません。
 そんなことから若いスタッフの多いアミューズメント向けのユニフォームにはタータンチェック柄のユニフォームが多く、毎年のように新商品が出て売れ筋のアイテムになっています。
また、先の“ヘリンボーン(杉綾)”の薄手の素材を使った商品も上品な質感を持っていて、アミューズメントパーラー向けユニフォームを始め、ホテルや外食産業などのサービス産業向けのユニフォーム素材としても広く使われるようになってきています。
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by my-uni | 2008-08-18 18:53 | チョッと豆知識