ユニフォーム屋が見聞きした世の中の出来事やユニフォーム屋が語るよもやま話やユニフォーム屋だからやっぱりユニフォームに関する話題を気ままに語っています。
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“モノ”から“コト”への時代
 最近の消費動向を見ていると、「高額品が売れない」「安いだけの商品では売れない」という声を耳にすます。
 ただその反面、商品としての“モノ”ではなく、商品が生まれた背景や作られるまでの「想い」や「こだわり」を持つにいたった物語としての“コト”に焦点を当てて売上を伸ばしている商品もあります。

 2007年5月に経済産業省から『感性価値創造イニシアティブ』が発表されました。

 それによるとこんなコメントがされています。
 『経済産業省は、人口減少、少子高齢化の状況下にあっても経済・社会の活力ある発展を目指すために、感性という新たな着眼点からの価値軸(第四の価値軸)の提案を行う「感性価値創造イニシアティブ」を策定いたしました。
また、経済産業省では2010年度までを「感性価値創造イヤー」と定め、感性価値創造の実現に向けた様々な施策を重点的に行います。』


 これは、国が本気になって従来のモノづくりの価値基準である「性能」「信頼性」「価格」に加えて、『感性価値』を第四の価値軸として重要視していることの表れで、これからの日本のビジネスシーンに大きな影響を与えるものと感じています。

 『感性価値創造イニシアティブ』の前文の中で、甘利 明 経済産業大臣がこんなコメントをしています。
 『企業経営者の方々と話していると「いいものなのに売れない」という嘆きを聞く、地域にいろいろな伝統や歴史によって培われた「いいもの」はたくさんあるが、「いいけれども売れない」、これは従来の価値軸(性能・信頼性・価格)に即した「いいもの」の範疇でのみモノづくりをしているからではないか』
 そこで、「“いいもの”の価値を伝える」あるいは「“いいもの”の基準を変えてみる」ために必要となってくるのが第四の価値軸としての『感性価値』であると言っています。

 また、本文の中で『感性価値』でいう「いい商品、いいサービス」とはということについてこんなことを言っています。
 『素材など見えないところまでに及ぶ「こだわり」、ものに込めた「趣向」、「遊び」、「美意識」、新しい使い方やライフスタイルを提案する「コンセプト」、場合によっては「企業の価値観そのもの」が、技術、デザイン、信頼、機能、コスト等によって裏打ちされ、ストーリーやメッセージを持ったものとして可視化され(もの語り)、これが、生活者に、驚き、わくわく感、どきどき感、爽快感、充足感、信頼感、納得感、安らぎ、癒しなど「感動」や「共感」をもって受け止められる』

 これが正に商品としての“モノ”ではなく、「想い」や「こだわり」を持つにいたった物語としての“コト”に焦点を当てていくということだと思います。

 『感性価値創造イニシアティブ』の中で紹介されている、『感性価値』を伝えている会社の事例がありますが、いくつかの事例の中から特に興味を持ったのが、㈱大正紡績さんの事例です。

 ㈱大正紡績さんでは「インドや中国の僻地までいき枯葉剤を一切使わない栽培方法によるオーガニックコットンやカシミヤ山羊を求めていくなどの“どのようにして糸に巡り会ったか”を語り、素材の名前のいわれ(童話・民話など)の“もの語り”を語ることによって、自社の企業理念や素材へのこだわりを表現する」といっています。

 そうした『感性価値』の一つの事例として紹介されているのが、インドのTAMIL NADU州で栽培されている綿花スビンの糸を使用したマフラータオルの事例があります。
 ジャワ島遺跡で上演のラーマヤナ物語で主人公が着用した純白のサリーが絹のようであったが、実はそれが“スビン”であったことに感動してスビンで作った糸を『ラマヤーナ』と命名をしたそうです。

 その『ラマヤーナ』の糸を使ってマフラータオルを作り販売したある会社は、同様商品の3倍の価格にもかかわらず、2週間で完売したそうですが、それには製品(糸)の物語を書いたポップを付け、本製品が持つ感性価値を伝えることができたからだといっています。 この事例こそが、「“いいもの”の価値」を伝えた典型的な事例で、ただ商品を展示しているだけではその商品の感性価値は伝わらなかったのだと思います。

 『感性価値創造イニシアティブ』によると2009年は「感性価値創造イヤー」の中間点となり成果が問われる年となりますので、昨年よりも更に『感性価値』を伝えていく努力をコツコツと行っていきたいと思っています。

<こだわりの“オーガニックコットン”を使ったユニフォーム例>
『オーガニックコットンのイメージから“自然派”志向のカフェなどに人気のアイテムです。』
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by my-uni | 2009-01-10 13:24 | 伝わりますか?