ユニフォーム屋が見聞きした世の中の出来事やユニフォーム屋が語るよもやま話やユニフォーム屋だからやっぱりユニフォームに関する話題を気ままに語っています。
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あったか繊維の話
 今、巷では『ヒートテック』が売れているそうです。

 特徴としては、生地が薄くて着ぶくれせずに暖かいという点と、体から蒸発する水蒸気を繊維が吸収して発熱し、繊維の間にできる空気の層が断熱効果を発揮して保温するというものです。

 今まで冬の季節と言えばダウンやフリースのようにアウターが人気のアイテムでしたが、インナーで内側から体を温める志向に代わってきたと言うことでしょうか?
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 衣服の保温性を高めるには衣服の中に空気の層を作ることが有効とされています。

 空気は断熱性に優れていますが、ダウンのようなあったかなものはダウン自体の極細で構成されている繊維が空気を多く含み空気の層の対流を防いでいるからだそうです。
 
 また、フリースなどの合成繊維では中空繊維を使用して、繊維の中を空洞にしてそこに空気の層を作って保湿効果を高めているものもあります。
 中空繊維を作るには最初から繊維の中を空洞にしてしまうと、織物や編物にする際に中空の部分がつぶれてしまう恐れがあるので、2つの成分からなる繊維を作り、織物や編物にした後に中の成分を溶かして中空状態にする方法があるそうです。

 また、綿や羊毛なども吸湿性の高い繊維であったかな繊維のひとつですが、これは物質が水を吸収すると『水和熱』を発生すると言う性質があり、汗や空気中の水分を多く吸収する綿や羊毛はその分発熱量も多くなるのだそうです。
 このことを『吸湿発熱』というそうです。
 その原理としては、人の体から発散される水蒸気には運動エネルギーがあり、それが繊維に吸着したときに運動エネルギーが熱エネルギーに変換され、これが“発熱の原理”になるそうです。

 ユニクロのホームページによると『ヒートテック』についてこんなことが書かれています。
■ヒートテックの機能性
【発熱機能】
体から発散している水蒸気を吸収拡散して発熱します。
【保温機能】
繊維と繊維の間にできるエアポケット(空気の層)が断熱効果を発揮。発熱した熱を、外に逃がしません。

<保温機能の仕組み>・・・・・「ユニクロホームページ」より
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 このことからも分かるように、今まで綿や羊毛などの天然繊維であった『吸湿発熱』の性質を合成繊維で再現し更に機能を強化しているという点に注目したいと思います。
 もともと合成繊維は天然繊維の良いところをまねて作ってきた歴史がありますが、それにしても“科学の力”恐るべしといったところですね。
 来るべき2010年もこうした技術革新により、「体」も「心」もそして『懐』具合も温かくしてもらいたいものだと切に思う今日このごろです・・・・・。
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by my-uni | 2009-12-11 19:13 | ひとり言