ユニフォーム屋が見聞きした世の中の出来事やユニフォーム屋が語るよもやま話やユニフォーム屋だからやっぱりユニフォームに関する話題を気ままに語っています。
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日本一の〇〇と言われるために・・・
「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介され、その仕事ぶりが大反響となり、多くの著書も出されて、各地で講演もされている「日本一の清掃員」と称される「新津春子さん」皆さんご存知でしょうか?

英国のリサーチ会社のワールド・エアポート・アワーズの評価により「世界一清潔な空港」に選ばれ注目を集めた羽田空港で長年清掃のお仕事をされ、今では700人いる清掃員のリーダーとして活躍されている方です。

新津春子さんの著書によると、清掃の仕事は、元々好きだったわけではなく、生活していくためにしかたなく就いた仕事だそうで、最初のうちは「きれいにしてさえおけば、誰からも文句は言われない」と考えて清掃していたそうです。
それが全国ビルクリーニング技能競技会への参加をきっかけに「やさしさ」を持って仕事をすることを学んだと言います。

清掃には道具を使いますが、その道具を作った人の想いを考えたことがありますか?
周りの人のことを考えて作業していますか?
そう上司から投げかけられたそうです。
そして「あなたには優しさが足りていないのではないでしょうか?」と言われたそうです。
今までは毎日使っている道具のことや道具を作った人のこと、それに周りの人のことも気にしたことがなく、頭の中はただきれいにすることだけを考えていたそうで、「やさしさが足りない」と言われて愕然としたそうです。

最初はやさしさの意味かがわからなかったそうですが、とにかく見よう見まねで上司の動作を徹底して真似したそうです。そこで気付いたことが、「作業と作業の間にワンテンポの間をとる」ということで、使った道具を所定の場所に戻す際にも道具のことや道具を作ったの人のことを考えてほんの少し間をおいていたことがわかり、さらに作業と作業の間にワンテンポおくことで作業全体にメリハリつき、リズムのようなものができたそうです。
それからは、空港を訪れるお客様をよく観察して人に対するやさしさを学ぶことにしたそうです。
お客様を観察することでいろいろなことが見えてきてたくさんのことに気づかされたと言います。
そして、他人に興味を持ち、自分以外の人から学ぼうという意識が芽生えたそうです。
また、仕事を見せることが周りへのやさしさに繋がるということも学んだといいます。
道具の使い方、決められた立ち方、座り方やテキパキとしたテンポのよい動作の一つ一つでお客様に清掃中だとわかってもらえるようにしないと、ぶつかってしまったり、あやまってケガをさせてしまわないように「見せる」「見られる」ことを意識した清掃に徹したそうです。

こうしたサクセスストーリーのお話を聞いて、清掃のお仕事だから自分がしている仕事とは関係がないのでと捉えてしまうともったいない話となってしまいます。

新津春子さんは清掃業界以外からも講演の依頼を受けることがあるそうですが、接骨院さんからの講演依頼があった際には、清掃作業を例に挙げて、「トイレを清掃するときはこういう気持ち」「ガラスをきれいにするときはこういう感じ」というようにどのような気持ちで働いているのかを話しをするそうです。
そして、かつての私も目の前の仕事に一生懸命で周りのことが見えていなかったことがあり、きれいにしていれば文句を言われないと思い込んでいたということを重ね合わせて、「患者さんの体を治療するだけでなく、気持ちにも関心を持って診てあげたらどうですか?」といった話をするそうです。
お客様が本当は何を求めているのかを考えることは面白いことで、今まで気付かなかったことに気付き、お客様は喜んでくださり、仕事はもっと楽しくなるはずですと新津さんは言っています。
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皆さんのお仕事でも応用できそうな視点がたくさんあるのではないかと思いますが、ユニフォーム屋の視点としてあえて加えさせていただけるとすると、想いを込めたお仕事と合わせて、想いを込めた装い(例えばやさしそうな雰囲気のユニフォーム)があると見た目の雰囲気からも想いが伝わっていくのではないでしょうか(^-^)
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by my-uni | 2017-08-04 16:50 | ひとり言